宗像市・福津市

宗像大社 辺津宮

宗像三女神のうち市杵島姫神をまつる、九州本土の宮です。本殿と拝殿は国の重要文化財で、境内の神宝館では沖ノ島から出土した国宝の奉献品を見ることができます。

宗像大社(むなかたたいしゃ)は、沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)、大島の中津宮(なかつぐう)、九州本土の辺津宮(へつぐう)の三つの宮の総称です。辺津宮には宗像三女神のうち市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)がまつられ、本土における信仰と祭事の中心となっています。2017年に世界文化遺産に登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つです。

社殿と高宮祭場

本殿は1578年(天正6年)に大宮司の宗像氏貞(むなかたうじさだ)が、拝殿は1590年(天正18年)に小早川隆景が再建したもので、どちらも国の重要文化財です。社殿の脇から背後の山の石段を上ると、市杵島姫神が降り立った地とされる「高宮祭場(たかみやさいじょう)」があります。社殿のない古代の祭場で、辺津宮の起源につながる場所です。境内の第二宮(ていにぐう)・第三宮(ていさんぐう)には沖津宮と中津宮の神がまつられ、本殿とあわせて参拝すると三女神すべてにお参りできます。

神宝館

境内の神宝館には、沖ノ島の古代祭祀の跡から出土した約8万点の奉献品が収められています。銅鏡や金の指輪などを含むこれらの品はすべて国宝に指定されており、一般の人が渡れない沖ノ島の祭祀の姿を伝えています。毎年10月1日には、沖津宮と中津宮の神を大島から船でお迎えする「みあれ祭」が行われます(大島の中津宮)。

掲載している内容は2026年10月時点の情報です。行事の日程や施設の営業時間などは、各施設の公式サイトでご確認ください。

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