この地はかつて博多湾の入り江で「草香江(くさがえ)」と呼ばれ、黒田長政が福岡城を築いた際に、城の西側を守る外濠として取り込まれました(黒田長政と「福岡」の誕生)。大正の終わりに公園の工事が始まり、1927年(昭和2年)にはここで東亜勧業博覧会が開かれ、1929年に県営の公園として開園しました。林学者・本多静六らの提案をもとに、中国・杭州の西湖を手本とした公園として整備されたといわれます。2007年(平成19年)には国の登録記念物になっています。
見どころ
公園の広さは約40万㎡で、そのうち約23万㎡を池が占めます。池には4つの橋で結ばれた中の島があり、浮見堂(うきみどう)やボートハウスも水辺の景色をつくっています。1984年(昭和59年)に開園した日本庭園では、築山や滝、枯山水を配した庭を巡ることができ、1986年には能楽堂も完成しました。公園に隣接する福岡市美術館は1979年(昭和54年)に開館し、2019年にリニューアルオープンしました。古美術から近現代の作品まで幅広い所蔵品を持ち、前川國男建築設計事務所が設計した建物も見どころです。
掲載している内容は2026年10月時点の情報です。行事の日程や施設の営業時間などは、各施設の公式サイトでご確認ください。