1681年(天和元年)に柳川の名物として生まれたとされ、市内の老舗が考案したと伝えられています。2021年度(令和3年度)には、江戸時代から続く郷土料理として文化庁の「100年フード」(伝統の100年フード部門)に認定されました。
柳川とうなぎの関わりは深く、江戸時代後期には漁師・仲買・問屋といった分業ができ、藩もうなぎを特産品として扱って勝手な漁を禁じていました。大坂の川魚問屋が柳川領内のうなぎの買い付けを独占する契約を藩と結んだ記録も残っており、長続きはしなかったものの、柳川のうなぎが遠くまで知られていたことがうかがえます。かつては掘割や、川と海の境の汽水域で天然のうなぎがとれましたが、今は天然ものはごくわずかで、養殖のうなぎが使われています。
味わい方
せいろごと蒸して出されるため、タレとうなぎのうま味がご飯にしみ込み、身はふっくらと仕上がります。蒸してから焼く関東風の蒲焼きに対し、柳川では焼いてから蒸すのが特徴といわれます。市内にはうなぎ料理の店が多く、川下りや北原白秋生家めぐりとあわせて味わうことができます。
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